第二章 リーチ Part.02

第一条 形式

  1. リーチは、リーチ宣言牌に対してロンがなければ成立する。
  2. リーチのかけ方は次の通りである。
    1. メンゼンテンパイした
    2. 打牌と同時に「リーチ」と発声する
    3. 打牌を横に向ける(これが“リーチ宣言牌”となる)
    4. リーチ棒として、1,000点を場に供託する
  3. 発声後のリーチ取り消しは出来ない。
  4. ツモ牌のないリーチはかけられない。
  5. フリテンでもリーチをかけられる。リーチ後のアガリの選択も自由
    である(但し、リーチ後にアガリ牌を見逃したときは以降フリテン
    となる)。
  6. リーチ後のアンカンは次の3条件全てを満たすものに限り出来る。
    1. ツモ牌が手牌のアンコーツと同一牌である
    2. アンカンしてもテンパイの形が変わらない
    3. アンカンしてもメンツが移動しない
  7. リーチ宣言牌に対してチーポンカンがあった場合は、次巡
    打牌を横に向ける。
  8. リーチ後はアガリ牌とアンカンする牌以外は全てツモ切らなければ
    いけない。
  9. 流局時のリーチ棒はそのまま供託し、リーチ者は手牌を他家に
    公開する義務がある。

第二条 リーチ棒

  1. リーチ棒はその局のアガリ者が取得する。アガリ者がいない場合は、
    次局以降のアガリ者が取得する。
  2. リーチ後に他家にチョンボがあった場合は、リーチ棒は、リーチ
    かけた者に戻る。
  3. オーラス流局して半荘が終了したとき、供託されたリーチ棒
    トップ者にいく。
  4. リーチ宣言牌が他家にロンされたとき、リーチ棒供託しなくてよい。

第三条 一発

  1. リーチ後、1巡以内のアガリ一発と言い、1ハン増しとなる(但し、
    通常の手役ではない)。
  2. 他家にチーポンカンがあると、発声とフーロの時点で一発
    消える。
  3. 一発リーチ後の自分の第1ツモまで認められる。

第四条 補足

  1. ダブル・リーチリーチ棒1,000点である。
  2. オープン・リーチは認めない。
  3. リーチ後に他家の手牌裏ドラを覗いてはならない。

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